とても美味しかった。

一歳過ぎるとマトンと呼ばれるそうなので、ラムということは産まれて一年未満の子羊なんだよね。

生き物をいただくときはいつもそうだけど、人間のわがままのためにこうして大切な命を捧げてくれたんだよ、とチビと感謝しながら食べました...　でも、いつもながら、しんみり思いを馳せたのは一瞬で、あまりの美味しさにあっという間に平らげてしまった～！

今回のラムラックはこれまでのなかで最も脂が多くて、私は徹底的に剥がすので可食部があまりに少なかった...でもお肉自体のお味は最高でした。

冷凍で届いたこれを、氷水にぶっこんで解凍し（たぶん数時間で解凍されるが）そのまま一晩寝かせて肉の繊維を休ませ...

捌く。

背骨からあばらを外すべく、関節部分に包丁入れるのですが、この解体が毎回とても大変な作業で。だから昨日は体力的にできなくて、結果的に解凍後の肉をしっかり寝かせることかできて、美味しさにつながったのかもしれません。

解体したら、つまりラムチョップの状態になったら、塩ふらないでオリーブオイルにつけておきます。うちに生えてるローズマリーをむしって一緒にいれときました。ローズマリーは、用意できるならぜったい入れた方が美味しいと思う。

空気抜いたら、この袋を冷やさないでそのまままた寝かせること数十分～

んで、袋から出したら塩コショウして、いっきに焼く！強火で、煙出しまくりながら...

骨にわずかに残した脂身からマトンの臭いがでるので、グリルパンで焼く。

昼間に焼いたときは、ガーリックバターライスに湯がいた小松菜とジャガイモを添えていただきました。

そして、寝る先立って近所の知人が訪ねてきため夜遅くにも焼くことになり...

でもお陰で肉全部その日のうちに売り切れた。

一人は米嫌い人なので早茹でパスタ

もうひとりは昼の残りのガーリックバターライスにのっけてあげた

ちなみに、ソースはバルサミコ酢と醤油とバターがベースのものです。今回にんにくいれてみました。肉だけでなく温野菜などなんにでも合います。いつもティーカップ一杯分くらい作るんだけど、すぐなくなってしまう。