夏のヨーロッパは音楽祭の季節です。ザルツブルク、ヴェローナ、オランジュ、ルツェルン、グラインドボーン、エクス・アン・プロヴァンスなど、あちらこちらで世界的に有名な音楽祭が開かれます。ヨーロッパの劇場は夏はシーズン・オフなのでメイン・コンサートはまず行われません。その代わり音楽祭が盛大に行われ、世界各国から観光客が訪れます。
　
　若い世代にはあまり縁がありませんが、実は観光しながらこれらの音楽祭を堪能できるツアー・プログラムが数多く存在します。1週間以上のプランも多いので時間はもちろん金銭的にも余裕がないととても参加できませんが、それでもここ最近は旅行会社各社が競ってたくさんのツアーを売り出すのでだんだん安くなっています。
　
　わたしは行く気もないのに毎年のように各社のプログラムを眺めています･･･。インターネットを使えば簡単に情報を取り寄せることができるので、プランの比較も容易になりました。せっかくブログを付けているので、今年はここでいくつかのプランを紹介してみます。
　
　
 株式会社ユーラシア旅行社
ザルツブルグ音楽祭とヴェローナ野外オペラ
バリバリのクラシック・オタクでなくても楽しめるプラン。しかしだからといって生粋のファンを飽きさせてしまうような内容ではありません。たっぷり11日間でうち2日連続でザルツブルク音楽祭を鑑賞。1便はリッカルド・ムーティ指揮×ウィーン・フィル！（2便はダニエル・バレンボイム指揮）。贅沢極まりない。
　
　
 H.I.S 音楽鑑賞 専門デスク
音楽ツアー一覧（出発日別）
主要音楽祭はもちろん、筋金入りのファンのためにも数多くのコースを売り出しています。値段もコースによっていろいろ。たとえば
　● 納得のプログラムだけれどこの値段ではちょっと躊躇してしまうプラン
　　「ザルツブルク音楽祭とヴェローナ野外音楽祭8日間」
　● どうせ行くならもっと見たい･･･少し物足りないけれどお手ごろ価格なプラン
　　「ウィーン・フィルまたはベルリン・フィル演奏会チケット付 ザルツブルク音楽祭6日間」
　● よくあるスタンダードなプラン。
　　「ルツェルンフェスティバルとスイス7日間」
　
　
 ロイヤルロード銀座 （JTBグループ）
コース一覧
100万円代のプランがざらにあります。その代わり内容もしっかり。↓お手ごろなものだとこんな感じ。
　● H.I.S.にも似たプランがありますがやはりロイヤルロードのほうが内容が濃いです。
　　「ヴェローナ・インスブルック・ザルツブルク 8日間」