16/12/05(月) 00:03:21
(過去日記を移植)
訳あってひとりで神宮外苑のイチョウ並木を見てきました。
タイズブリックさんのUstreamライブカメラ映像をたまに見てましたが、映像で見えていた以上に散れてました。半分くらい。
まっすぐ空に向かってのびてる木々の下を歩いてると自分がとても小さくなったみたい。
風がふいても雨が降っても葉があってもなくても、あそこにずっとひたすら立ってるんだよね、木だから。
当たり前のことがなんとも不思議で畏れを感じました。
まっすぐ空に向かってのびてる木々の下を歩いてると自分がとても小さくなったみたい。
風がふいても雨が降っても葉があってもなくても、あそこにずっとひたすら立ってるんだよね、木だから。
当たり前のことがなんとも不思議で畏れを感じました。
そしてここへ来たので久々に寄ってみようかと、最近全く足を運んでなかった
CIプラザの F.O.B COOP 青山店が......なんとなくなってた。
チビが小さい頃まではベビーカー押してよく行っていました。最後に行ったと思われる日の自分の日記をみたら2010年の10月の終わりだった。(この記事最後の写真たちはそのときに撮った、在りし日の F.O.B COOP)
正直青山で買い物するような柄じゃないけど、ここは特別でした。
決して安くはないから行くたび欲しいもの全ては買えない。
でも素朴で機能的で一生持ちたいと思える素敵なものがたくさんで、囲まれて眺めてるだけで幸せでした。
店のオーナーは現在80近いおばあちゃんで、広尾の一号店は私と同い年。日本のインテリア雑貨セレクトショップの草分け的存在です。
F.O.B =「本船積渡価格」の意味で
「本当に良いモノを適正な価格で提供する」っていうオーナーの信念が込められているそう。
オーナーが亡くなったのか?と調べたらそうではなかった。なぜ閉めたのかを語っているインタビュー記事を読んで、なんとも考えさせられました。
インテリアもファストが増え、自分も最近そんなところでばかり買い物していました。安いからすぐ買えて少しの間なら使える。壊れたり飽きたらまた新しいものを買えばいいと。
F.O.B COOPのオーナーは、ずばり、『その生き方に美学はあるか?』と言ってる。
同じくファストで溢れかえっているファッション業界でいう、コム・デ・ギャルソンのデザイナーの女性(名前失念)も、以前おなじこと言ってた。
時代とともにみんなの価値観変わっても、信念を貫いている人はかっこいい。でも殆どはきっと、こうして淘汰されてくんだなと思いました。