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Sankei WEB: 新音楽総監督ルイジ、聴衆を魅了 ドレスデン国立歌劇場
 
 11月に来日する、ドレスデン国立歌劇場×ファビオ・ルイジの披露演奏会が今月9日、ホームの歌劇場であるゼンパー・オーパーで行われた、という記事です。
 
 ファビオ・ルイジは 1959年イタリアのジェノバ生まれ。音楽の手ほどきはピアノで受けたのですが、オペラに興味を持ったことをきっかけに指揮者の道へ進むことを決心し、オーストリアのグラーツで学びました(グラーツといえば、カール・ベームの出生地、アーノンクールも子供の頃に住んでいましたネ)。その後はオーストリアやドイツのあちこちで活動しており、現在はウィーン交響楽団の音楽監督・首席指揮者を務めています( 2005年~)。まだ録音が少ないしあくまでも個人的な感想ですが、同じイタリア出身のムーティに似た劇的で熱い表現をする人かなぁと思います。わたしの記憶が正しければ「ルイジがドレスデン国立歌劇場の音楽監督・首席指揮者に」という話はもう 3年くらい前からあったはずなのですが・・・どういう事情があってか、今年になってようやく就任したようで、今回はそのお披露目の意味で行われたコンサートなのですね。一度でもドレスデン国立歌劇場管弦楽団の演奏や録音を聴いたことのある方ならきっと忘れられないあのなんとも渋いというか一風変わったオーケストラ(音)とルイジの情熱的な解釈・表現がどんな実を結ぶのか、ドキドキします。
 
 今回の 2007年来日公演は、11/10~11/26 の間に関東各地のホールで 「タンホイザー」、「ばらの騎士」、「サロメ」、そして特別コンサートで「マーラー交響曲第2番」が上演されます。
 
 公式サイトはこちら。JAPAN ARTS の運営する ドレスデン国立歌劇場 2007年公演 のページでご覧になれます。※ちなみにゼンパー・オーパー( Semper Oper )ことドレスデン国立歌劇場の現在の正式名称は、ザクセン州立歌劇場なのだそうです。知らなかったです~


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